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「あてどない /
 辿る、逆さに辿る」

 収録曲

  • 1. あてどない
  • 2. 辿る、逆さに辿る
  • 3. あてどない(instrumental)
  • 4. 辿る、逆さに辿る(instrumental)

各曲紹介

#1 「あてどない」


憂鬱さが心地よいライト・エレクトロニカ。小気味良い歌詞の子音運びが聴きどころ。再帰的に行き場を失い続ける負のスパイラルが歌われている。要するにニートが就職面接で空白期間を突かれて不採用になるようなことである。


作詞・作編曲 トビカツミ

手に余るようだ 掬う指先
滴り落ちてくの見てた
樹液色の物憂いが
滴り落ちてくの見てた

浅く浴む湯の 半身浴のような
リアリティでさ

あてどない私が 向かう方には
あてどない私を拒む とびら

浅く浴む湯の 掬う指先
滴り落ちてくの見てた




#2 「辿る、逆さに辿る」


大洋感情めいた曲。3分の曲長を3行の歌詞で歌いきっている。コモノートは進化論で想定される共通祖先のこと。生命の樹形図に連なることを、尾骶骨を起点として、冬虫夏草のようなイメージで捉えている。実は「おいでよどうぶつの森」のタイトル画面BGMに影響を受けている。


作詞・作編曲 トビカツミ

コモノートの泳ぐ海から
尾椎へ降ろす糸を
辿る、逆さに辿る





シングル概要

「ひびくエコーチェンバー /
 キュビわたしズム」

 収録曲

  • 1. ひびくエコーチェンバー
  • 2. キュビわたしズム
  • 3. ひびくエコーチェンバー(instrumental)
  • 4. キュビわたしズム(instrumental)

各曲紹介

#1 「ひびくエコーチェンバー」


エコーチェンバー現象を表現したデジロック。エコーチェンバー現象とは、閉鎖的なコミュニティで思想が画一化・増幅されること。エコーチェンバーについて、「いいねが貰えないような意見は、言ってもむなしいだけだから…」という心情に着目している点が魅力。


作詞・作編曲 トビカツミ

クラスタを覆う
捉え切れぬ さざめき
泡の様に舞う
誰のかも知れぬまま
響くまま 響くままに

クラスタを覆う
捉え切れぬ 羽毛は
研がれ尖っていく
アプスに吊られる 虚像に
放つ矢を口ずさめる

響くように 響く言葉に沿う
響くように 響く言葉だけハモる
そのほかは 虚しくなって
捨ててしまった
Clusterized echo chambers

クラスタを覆う
捉え切れぬさざめき
泡の様に舞う
誰もがいるような
誰もいない いないような

響くように 響く言葉に沿う
響くように 響く言葉だけハモる
そのほかは 虚しくなって
捨ててしまった
Clusterized echo chambers

響くように 響く言葉に沿う
響くように 響く言葉だけハモる
そのほかは 仕方なかった
閉ざすしかなかった
Clusterized echo chambers




#2 「キュビわたしズム」


チルなサンプリング調から始まる曲。補ボーカルはCeVIOのONE。恋愛至上主義に対する漠然とした反感を歌っている。


作詞・作編曲 トビカツミ

つま先で歩く 慈悲の花が咲く道
霧に浅く 息しては指輪を 拭う

キュビズム 私 同一じゃないよ
ひび割れたのも晒して 歩く

こんな道 誰もいないようだ

雨がぬらり
ぬめりだしたのは輪郭
弱さが 糸を引く

雨がぬらり
ぬめりだしたのは輪郭
弱さの膜が張る

誰かが捨てたりんごに
鳥が とまる